看護師は様々な診療科目で必要とされていますが、性格や考え方によって診療科目の向き不向きがあります。
ですから、転職などで新しい診療科目で仕事をしてみたいと考えたときは、自分がその診療科目に向いているかどうかをまず検討してみてください。
特に、小児科で働く場合は、向いている人と向いていない人の差が顕著なので、気をつける必要があるでしょう。
小児科勤務の適性を見るときのポイントとなるのは、まず患児である子供に対する考え方だと言われています。
たとえば、子供と接することが好きな人や子供の世話に慣れている人は、患児である子供から信用されやすく、不安定になっている子供たちの支えになることができます。
しかし、元々子供が苦手だという人や子供と接する機会がこれまでなかった人の場合は、子供からの信用を得にくい傾向があるようです。
それに小児科では、子供たちが騒いだり、治療時に泣き叫ぶことも少なくないため、子供が元々苦手という人にとっては苦痛を感じやすい環境になってしまいます。
ですから、子供と接することが得意でない場合は、小児科はかなりハードルが高いと思ったほうが良いでしょう。
このように、小児科勤務には向き不向きがあります。
ですから、もしも自分に適性がないと感じた場合は、条件が良い求人を見つけても安易に飛びつかないことです。
ただし、適性があると感じた場合は、やりがいも感じやすいはずなので、挑戦してみる価値はあるでしょう。